お天気→食事
こんにちは。
今ヨーロッパでは猛暑猛暑と騒がれております。確かに暑いです。昨日はやっと雨が降り涼しく過ごしやすい日でした。
暑いと食事が蔑ろになりがちで、アマチュア選手といえどもスポーツ選手であり、体重増加を目指している身としては空腹は避けたいところ。そんな自分の食事を公開したいと思います。
朝食:ご飯(前夜炊いた物の残り).卵×2. オレンジジュース
昼食:主に練習後. プロテイン.グルタミン.朝の残りのご飯.卵×1
夕食:ご飯. 卵×2.肉500g.葉物野菜.トマト
かなりざっくりと書きました。ご飯は大体どんぶり1杯ほど。卵は卵かけごはんにしてみたり目玉焼きにしたり。昼ごはんは炒飯にすることも多いです。プロテインはglicoのPower Production (Maxload Weight gainer),グルタミンはDNSのものを使っています。
夜ご飯の肉は料理するのが億劫なので、ハンバーグかソーセージを1日500g単位で買い出しの日に買い貯め、1週間毎日同じ物を食べます。本当は満遍なく様々な食材を取りたいのですが、やはりコストや手間、自分の性格などを考えるとこうなりました。
夏バテ予防にもなるのですが、夏と言えばトマト、という謎の意識からトマトを欠かさず食べています。トマトをそのまま齧り付くと美味しくて美味しくて堪らないのです。
食材は大抵ALDIというスーパーで購入しています。スイス国内では比較的安く食材が手に入ります。また、スイスは日本同様に食材等の検査が厳しいようです。
選手にとってドーピングを防ぐことは重要で、口から入る物には注意を払う必要があります。今月から1人暮らしとなりかなりストレスが減ったのですが、大きな要因の1つが食材管理です。というのも、引っ越し前はチームハウスだった為に人の出入りがあり、個人の食材を保護することは厳しいものがありました。現に昨年、レース前に食べようと準備していたパスタに寝ている間に何かを混入されたことがありました。結局、証拠がないので真相は明らかになりませんでしたが、あの異様なパスタの味は忘れられません。
というわけで天気から話題が逸れ、食の話になり脈略のないままに今日は筆を置こうと思います。
日本ではこれから更に暑なっていくと思いますが、皆さまお身体に気を付けてお過ごしくださいませ。
休暇中には普段無欲な生活をしているせいか、こういう物も口にしたくなる。
機材のお話
こんにちは。
あまり同世代のサポートを受けているであろう日本人選手が使用機材についてあまり書かないので、こういう事を書いたら面白いのではと思いツラツラと愚痴も交えて記します。ほぼ完全に愛車?自慢です笑
以下使用品一覧()内はモデル。
フレーム.Speeder(Ares 2018)CDJチューン
ホイール.Sacra Cycling (Kyle 5)
コンポコンポーネント.Shimano (Ultegra 8000)
ハンドル.Deda ( zero100 RHM.c-c400mm)
ステム. Deda(zero 100. 17度140mm)
バーテープ. Fi’zi:k (Vento microtex tacky)
サドル.Sella SMP(Blaster)
ボトルゲージ. Elite (Vico)
タイヤ.Continental( GP5000. 25c)
クランク. SRM( Shimano. PM6.53-39)
サイコン. SRM(PC7)
ペダル. Shimano(PD9100)
実測重量7.7kg
ざっと書いてみました。フレーム以外はゲテモノなしです。
フレーム: まあ聞き慣れないフレームメーカーだと思います。現実、某国格安カーボンフレームにペイントを施しただけの代物です。CDJチューンというのは、昨年帰国時にCarbon Dry Japan 様に随所の精度を治して頂いたということです。ヘッドの上下が並行でなかったのはCDJ様に指摘されるまで気づきませんでした。キッチリと並行を出して頂きました!
フレームのカラーリングは気に入っています。
ホイール:近頃話題になったSacraホイールの50mmです。走ります。特に惰性時の伸びが良いです。下り坂からの平坦でサーっと流れる時の伸びはは特に気持ちが良いです。リム幅も広めの設定なので安定感があります。チューブラー、チューブレス、クリンチャーを購入時に選ぶこと、またデカールの色を選べることも大きな魅力です。軽量なKyle 3も使ってみたいです。昨年のKyle Ignite に続きDiskブレーキモデルも展開されています!
コンポーネント:安定のShimanoアルテグラ。機械式はイジるのが楽しいです、マニュアル調整が効くジムニーみたいに。将来Di2をサポートして頂けるとしたらDi2を使いますが笑
ハンドル.ステム:こちらも安定のDeda Zero100。ハンドル幅はU23の1年目に当時の監督から提案されたC-C400のまま。昨年420に変えたもののしっくりこず戻しました。
ステムは昨年まで後ろ乗りで120mmを使っていましたが、昨年末にENNEのマッサーである中野喜文さんのフィッティングを受けて流行の前乗りに。そして140mmのステムを海外から取り寄せ(日本国内展開はどのメーカーもほぼなし)。最近の大手フレームメーカーは前乗りを見越してゼロオフセットシートポストと長めのリーチを携えているそうです。たしかに写真を見ると自転車自体が詰まっている感じです。
とはいえ、楽に力を出せるようになりました!
バーテープ:完全に個人のこだわり。別段チームにバーテープのサポートがついているわけではないので、バーテープは各自の自由。ということでフィジークのベント。ゴム系なので滑りにくく、厚さもちょうど良いです。フィジーク同様チネリのゴム系のものも柄を含めて好きなのですが、柄が擦れて消えると萎えるのでレース用には巻きません笑笑
サドル:チームとしてサポートを受けているセラSMP。形状が特殊な為イマイチに感じることがありますが、硬さはちょうど良いです。
ボトルゲージ: ボトルが落ちにくく軽量な為助かっています。片方は先輩から頂き、もう片方は先輩のお店で購入。
タイヤ:昨年発表されたGP5000。前作の4000s2よりも柔らかく、コーナリング時の接地感が増している気がします。ホイールと合わせるとデザインが締まるので気に入っています。ただ、グリップだけに関していえばChallenge が好きです。
クランク.サイコン:よく注目されるパーツ。SRMは非常に高価と言われますが、実はこれはSRM本社にあるプロ選手の中古機材(バッテリー新品.保証付き)でクランク単体で見ると他社パワーメーターとほぼ同価格かそれ以下で購入しています。気になる方は、SRM本社にメールで問い合わせてみると良いと思います。
サイコンは知り合いから安く譲って頂きました。表示できる項目がシンプルな為見やすくバッテリーの持ちもかなり良いです。GPSを搭載していない為、練習後にコースを見れませんがその必要がなければかなり完璧な逸品だとおもいます。
総括. この自転車を構成する為のパーツを応援してくださっている皆様に心から感謝しています。ありがとうございます!
如何でしたでしょうか。読者の皆さま、愛車自慢にお付き合いしていただきありがとうございました。チームに所属している限り機材に制約が掛かるのは当たり前の話であって、その中でも自チームはかなり自由度が高いと自覚しております。少なからずこの贅沢なパーツに対して結果を残せていない自分が嫌になります。
いち早く恩を返せるように残るシーズン駆け抜けていきます。一寸先は闇とはよく言ったもので、来シーズンのことは白紙のままでかなりマズイ状況ですが、今後も応援して頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します。
53^ CIRIE' PIAN DELLA MUSSA (PR. CAMPIONATO REGIONALE)
こんにちは。大変お久しぶりです。
先週土曜日にイタリアで行われたレース(53^ CIRIE' PIAN DELLA MUSSA (PR. CAMPIONATO REGIONALE))のレポートです。
日付.7月20日
天気.晴れ
レース名.53^ CIRIE' PIAN DELLA MUSSA (PR. CAMPIONATO REGIONALE)
距離.110km
結果.FAD(ラスト20kmでドロップ)
コース.平坦基調の周回を4周+登り基調のライン+登りを含む周回を2周+ラスト20km登りゴール
展開.今回は久々のレースとなった為、少し硬い状態でスタートした。平坦基調の1周回目から逃げができる。集団は逃げを容認。昨年のチームメイトが作ったチーム.Team Ariesが集団のコントロールに入る。しれーっと、その真後ろに入る。タイム差が3分に入ったところでペースが上がる。後先考えず、一緒に回るがそのうちにChambery Ciclism Formation(AG2R U23)が牽引に加わったのでその後ろをキープ。ただ単騎での位置取りは厳しい。チームメイトに対してフラストレーションが溜まっていく。
平坦基調の周回を終え、次の周回へ。ここら辺から身体が重いな、と感じ始める。なんとか2周回を終えたが、ここから登りという肝心なところで中切れを埋められず。そこからフラフラと走り続けゴール地点にたどり着いたともののタイムアウト。
考察.久々のレース。体にポーランド遠征前までの嫌な感じは感じられず。ただ、強度よりも距離を意識して徐々に戻してきていたので、今回の結果は妥当なところだったと思う。来週からは短時間高強度の練習をメインに据えていこうと思う。
レースレポート(Monza, Gessate)
Monza
日付.6月8日
天気.晴れ
レース名.
距離.144km
結果.完走(着順不明)
コース. Monza circuit
展開.次週に控えるステージレースに向け、コンディションを上げる目的で出走した。その為、落車には細心の注意払い走ることとなった。スタートから集団内中盤で走る。前方ではアタックが繰り返されるも中々決定打はでない。30分を過ぎてから少し動くも泳がされる形。
レース中盤、チームメイトを含む大きめの逃げができる。決定打かと思われたが暫くして瓦解。
レースも後半に差し掛かろうとするところで、大きめのグループが形成される。結果的に見ればこれが勝ち逃げとなった。主要チームが選手を送り込み、送り込めなかったチームがメイン集団を牽引する構図となる。メイン集団の統率が取れていたのも束の間で数周後には散発のアタックが発生する状況に戻る。流石に状況がマズかった為、他選手に追随する形でブリッジを試みる物の実らず。
先頭グループには逃げ切られ、メイン集団はスプリントとなった。
考察.暫くの間、練習やレースでしっかりと負荷をかけられていなかった。今回ひさびさに負荷を掛けられた感じがする。
Gessate
日付.6月9日
天気.曇り
レース名.
距離.150km
順位.完走
コース.平坦
展開.久々の連日レース。昨日同様の目的の為、落車には細心の注意払い走ることとなった。昨年も出場したレースで、吐きそうになっていた記憶がある。
スタートからボーッとした感じで頭の回転が遅い。顔が火照っている感じがしていた。集団の中盤から後方を行き来しながら走る。脚は前日と比べて差はない。寧ろよく回る感じ。2年前にステージレースを年4レース程走っていた頃から体質はあまり変わっていないと感じた。
このレースは自チームに補給要員がいなかった為、省エネ走行を心がける。
出来るだけリスクを回避し完走した。
考察. 特筆事項はないが、強いて言うなら過去数レースで経験した吐き気に襲われなかったのは良かった。
今回も応援ありがとうございました。
次戦はいよいよTour of Malopolskaです。頑張ります。
溜め込んだ、レースレポート
こんにちは。溜め込んでいたレースレポートです。
日付.
レース名. Tour de Courtine
距離.
結果.
展開.スタートから集団後方。周回1周目から千切れ、なんとか戻る。兎に角キツくて仕方ない。3周目でまたもや千切れたが運良く戻る。正直、右目のコンタクトが外れかけ右側がよく見えず集団の位置取りどころではない。中盤にコンタクトが外れる。常に右端を走ることを意識し、右から選手が上がってきた際に引っ掛けないように気をつける。中盤から後半にかけてやっと身体も動くようになり集団前方で走る。2名の逃げに対し、VC Mendrisio の選手が牽引している。Mendrisio のトレインの2人後方で走る。その後、流れから先頭交代に加わることになったが、前半に足を使い過ぎていてロクな働きが出来ない。
最終周回、後方からチームメイトを引き揚げようとするも脚がなく、ラスト2kmで集団から千切れてのゴールとなった。
考察.体調不良からの回復しきれてないこと、そこにコンタクトレンズの問題が重なってしまった。先週からの調子は上がっているため、このまま上げていきたい。
日付.
レース名.
距離.160km
結果.DNF
展開.スタート後、暫く集団後方で走る。集中が全くできないまま、登りへ。できる限り耐えるも限界が来て終了。
考察.このレースに関しては思い出す度に憤る。レース当日の朝4時30分起きのため20時30分には布団に入る。寝付いたものの、レースに合わせてきたイタリア人のチームメイト数人とメカニックが大声で馬鹿騒ぎをし23時に目がさめる。イライラしながら再び寝付こうとするものの、うるさ過ぎて眠れない。その後、自分同様に早く寝ていた隣部屋のイギリス人が注意しに行く。その後も暫く騒がしかったのち、寝静まる。自分も寝ようとするものの、1時30分頃まで寝付けず、実質3時間睡眠の中でのレースとなった。朝から気だるく、集中もできずまともに走ることもできなかった。正直、チームメイト他にとてもガッカリした。
GP Cremona, GP Ticino
こんにちは、ご無沙汰しています。
過去2レースのレポートです。
GP Cremona
距離.140km
結果.55位程
コース.平坦
展開. コースは鋭角コーナーが2箇所しか無い平坦な周回コース。出走人数が150人と比較的多目。スタートから常に集団中盤から後方を行き来する。レースは常にアタックがかかり続けるものの、有力チームの牽引により決まらず、集団スプリントへ。ラスト100m程で落車があったものの、集団の後方を走っていたため巻き込まれずにすんだ。
考察.やはり位置取りが下手だ。特にレース間が空くとひどい。次戦は前々で展開していきたい。
GP Ticino
距離140km
結果. DNF
コース.アップダウン、ラインコースから小周回
展開.スタート後からアップダウンが続く。アップはしたがとにかく体が重い。兎に角我慢してついていく。が、途中ロータリーで選手と路上スタッフが交錯、転倒は免れたものの足止めを食らう。なんとかカーペーサーを利用し戻ろうとするも、あと少しのところで集団に追いつけず終わってしまった。
考察.前回のレースから3週間空き、途中合宿があった。そこでかなり良い走りができていたものの、一気に調子を上げすぎてしまい結果的に体調を崩してしまった。そこから1週間近くまともに練習出来ず、疲れは無いものの本調子といかない状況で走ることになってしまった。また、身体の左右差により極端に左足に疲れが出たことも悪影響を及ぼした。
次戦までに色々と見直し、結果を残したい。
レースレポート Coppa San Geo
こんにちは。今シーズン欧州での初レースのレポートです。
日付.2019/2/23
レース名. Coppa San Geo
場所. Italia,Gavardo
距離. 150km
コース.5km/1lap×4+20km/1lap×6
結果. DNF(ラスト40km)
調子.時差ボケあり、疲れなし。
天候.晴れ、寒い
展開.スタートから常に集団後方で走る。今ひとつ集中できていない。ただ、前方は位置取りが激しく後方はリラックスしている。今回のレースは落車しない事、調子を見ることを前提として走っていた。そつなく小周回をこなし、大周回へ。
大周回にはSoppra Zocco という有名な丘がある。登りで前方に上がるが、下りのコースを知らないためマージンを取り過ぎ後方に下がる。人数が多く、ジュニアからエリートまで混走のため落車が頻発する。落車に巻き込まれないよう細心の注意を払いながら走る。自チームは誰も逃げに送り込めていない。 6人で出走したが3人は大周回2周目には居なくなってしまった。チームではどうすることもできない。
兎に角流されながら走るが、前半に無駄足を使い過ぎたことが響きラスト40キロを残してリタイアとなった。
考察.脚は昨年よりも良かったが、時差ボケが抜けきれず集中して走ることができていなかった。その為無駄な走りが多くレース後半に響いてしまった。レース前の車酔いが無かったのは良かった。
次週もイタリアでのレースの予定なので、しっかり時差ボケを抜いて走りたい。
今回も応援、サポートありがとうございました。