Sempre Full Gas

Blog by Soh NARUMI

ちょっと重い話?

こんにちは。ちょっと暗い話...?

 

今年2月に渡欧して4ヶ月。丁度半分の折り返し地点に差し掛かりました。ここまで来て感じたことを徒然なるままに書きます。

 

昨年まで所属させて頂いたTeam Eurasia-IRC tire は日本人のベルギーを中心に活動する若手チームでした。そこから今年スイスのSpeeder cycling team に移籍しました。チームはイタリア人が大半を占め、そこにスイス人、アイルランド人、日本人がいるという構成です。

 

ベルギーにいた2年間、思い出すことの多くは怒られ、呆れられたこと。今年、多国籍チームに入り、そのことが相当活きています。

 

さて、前置きが長くなりました。最近実力もないのに日本の若手選手から相談されるようになってきたので、現状を話します。

 

まず、機材について。僕たちはスポンサー様から機材提供を受けています。当然、気を使い扱う必要があります。洗車、メンテナンス...いわば広告塔なわけですから。

今年4月下旬、渡欧から3ヶ月目、気の緩みから自転車を大破させてしまいました。レースでも練習でもなく...。ほぼ毎日自転車を磨き、メンテナンスし、大切に扱ってきただけに、自分で自転車を裏切ってしまったような、ショックでした。1週間自転車に乗れず、1か月後にやっとレース復帰できました。辛かった。

 

最近チームメイトを見ていて思うことがある。なんでここまで自転車を気にしないの?ってこと。レースの時にメカトラ、ざんざん降りの雨の中野ざらし、夜になっても外に置きっ放し(山奥なので盗みに入られないと思っているのでしょうか?)。ワイヤーの交換も人頼み。なんなの?

 

レースでメカトラを起こす選手は、大方同じ選手。インナーからアウターに入らない?予兆があったはず、レバーの引きが渋くなるとか。

ざらし?カーボンって内部亀裂が少しでもあったら水が染み込んで壊れていく。ハブだってチェーンだってレバーだってダメになる。

夜に外に置きっ放し?盗まれたらどうするの?

 

昨年は監督の指示のもと、徹底管理され特に機材に関しては厳しかった。

 

他に気づいたこと。チームの価値について。前々から気になっていて最近確信持ったこと。差別発言ほどチーム価値を下げるものはないこと。練習中に有色人種を見るたびに大声で何やら叫ぶ。側から見てこんなチーム応援したくなりますか?心の中で何を思おうと勝手、でも口に出したらダメだよね。

チーム内にも若干自分に向けられた差別はある。昨年までは日本人だけだったからなかったけど、今年は感じる。 

 

他にも色々とありますが、チームの内情はこんな感じです。参考になればいいのですが。

 

P.S.読み返してみて思う、やっぱり脈絡がなく文章構成が纏まってない。長くて面白くない。

ごめんなさい!

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