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Blog by Soh NARUMI

UCI 1.2 クロアチア〜スロベニア!

こんにちは!昨日行われました、UCI1.2クラス(国際自転車競技連盟公認のレース。1はワンデーレース、2は2ndクラスを表す)のクロアチア🇭🇷〜スロベニア🇸🇮というレースに参戦してきました。クロアチアの重要都市Zagrebをスタートし、スロベニアのNovo Mesto に至る約180kmのレースです。

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ということでレースレポートです!

 

日付.8月26日

天気.雨時々曇り

気温.13度〜18度

レース名.UCI1.2 Croatia-Slovenia 

距離.181.6km

結果.56位

服装.長袖ワンピ、Deccaインナー、onyoane長袖インナー、Perlizumiシューズカバー、アップオイル×2種類

 

目標.20位以内、エースのアシスト

 

展開.スタート後、集団最後尾で走る。レースから1ヶ月近く離れていたため、中々割り込めない。国境付近(30km)付近で右目のコンタクトが目の中で動き回り、全然集中できず集団後方で独り悪戦苦闘を強いられる。いくら経っても定位置に戻らないため飛ばす(左目の方が悪いため、右目が外れても何とかなる)。

 

上りまでに前に上がりたいが、寒さとハンガーノック気味で力が出ない。この時点で逃げができている。最後尾付近で登りに入る。思考的にはヤバイのに脚は高回転域まで回り、出力を絞り出す。下りに入ると、かなりコーナーが遅い選手が多いことに気付く。今日はアルミホイールで良かったと思う(アルミホイールはカーボンホイールに比べて重量面で劣る場合が多いが、制動力では優る場合が多い)。

 

下りきった所で集団内を見渡すと30人程度しかいない。最後尾で入ったはずが、大半を登りで追い抜いてしまったようだ。チームはエースと自分しかいない。後方からパラパラと30人ほどが追いつく。チームメイトが追いついてきたお陰で3人になる。しかし意思統一ができず、集団前方を位置取れない。個人での位置取りは厳しかった。

 

小周回に入る。思ったより起伏がなく流れるので楽だな、と思っていると、急に板張りの橋が2箇所続けて出現。案の定、落車発生。集団先頭付近の2〜3人程しか無事に抜けられていない。後方にいたため足止めを食らう。ダッシュで前を追うが直後に短距離だが急勾配の坂が出現。地図にあったのはこれのことか、と納得しつつ食らいつく。が、直前のダッシュ、雨と寒さにより知らぬうちに疲労があり千切れる。千切れ集団に付くが、チームカーの隊列と混じる際に千切れ、単騎で前を追う。チームメイトはエースが千切れ集団にいるのみ。ここで追いつかなければ、エースが不利になると思い半周掛けて追いつく。エースもメイン集団に追いついていたため、ホッと一息。2周後の登りでエースを集団に残して千切れ集団で走る。暫くするとエースが千切れてくる。ラスト1周をグルベット(イタリア語で小集団、自転車界ではメイン集団から千切れた者で構成される最終集団的な意味合いで使われる)で走る。最後はスプリントで集団の頭か2番手でゴールした。

 

考察.3度目にして初めてのUCIレース完走。昨年のフランスでは1時間しか持たず、今年7月のベルギーでは1時間以内の石畳で千切れ、やっと今回完走できた。コース、雨、展開に助けられた感はあるが...やっとかよ、U23の3年目だぞ、と思われるかもしれない。

初完走はしたものの、目標には届かず課題が残る。まだまだもっともっと強くなれるはず。今日頭にあったのは、ある人が言っていた「本当のアシストはエースをラスト200メートルまで最善の位置で送り届けられる者」(間違っていたらごめんなさい)という言葉。今回のエースはトップ10に入れる実力があると思うが、それができなかったのは、彼の良さを引き出す力がなかった自分の実力不足。悔しい。

また1週間練習を積み重ね来週は良い走りがしたい。

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今回も応援ありがとうございました。