Sempre Full Gas

Blog by Soh NARUMI

機材のお話

こんにちは。

 

あまり同世代のサポートを受けているであろう日本人選手が使用機材についてあまり書かないので、こういう事を書いたら面白いのではと思いツラツラと愚痴も交えて記します。ほぼ完全に愛車?自慢です笑

 

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以下使用品一覧()内はモデル。

フレーム.Speeder(Ares 2018)CDJチューン

ホイール.Sacra Cycling (Kyle 5)

コンポコンポーネント.Shimano (Ultegra 8000)

ハンドル.Deda ( zero100 RHM.c-c400mm)

ステム. Deda(zero 100. 17度140mm)

バーテープ. Fi’zi:k (Vento microtex tacky)

サドル.Sella SMP(Blaster)

ボトルゲージ. Elite (Vico)

タイヤ.Continental( GP5000. 25c)

クランク. SRM( Shimano. PM6.53-39)

サイコン. SRM(PC7)

ペダル. Shimano(PD9100)

実測重量7.7kg

 

ざっと書いてみました。フレーム以外はゲテモノなしです。

 

フレーム:  まあ聞き慣れないフレームメーカーだと思います。現実、某国格安カーボンフレームにペイントを施しただけの代物です。CDJチューンというのは、昨年帰国時にCarbon Dry Japan 様に随所の精度を治して頂いたということです。ヘッドの上下が並行でなかったのはCDJ様に指摘されるまで気づきませんでした。キッチリと並行を出して頂きました!

フレームのカラーリングは気に入っています。

 

ホイール:近頃話題になったSacraホイールの50mmです。走ります。特に惰性時の伸びが良いです。下り坂からの平坦でサーっと流れる時の伸びはは特に気持ちが良いです。リム幅も広めの設定なので安定感があります。チューブラー、チューブレス、クリンチャーを購入時に選ぶこと、またデカールの色を選べることも大きな魅力です。軽量なKyle 3も使ってみたいです。昨年のKyle Ignite に続きDiskブレーキモデルも展開されています!

 

コンポーネント:安定のShimanoアルテグラ。機械式はイジるのが楽しいです、マニュアル調整が効くジムニーみたいに。将来Di2をサポートして頂けるとしたらDi2を使いますが笑

 

ハンドル.ステム:こちらも安定のDeda Zero100。ハンドル幅はU23の1年目に当時の監督から提案されたC-C400のまま。昨年420に変えたもののしっくりこず戻しました。

ステムは昨年まで後ろ乗りで120mmを使っていましたが、昨年末にENNEのマッサーである中野喜文さんのフィッティングを受けて流行の前乗りに。そして140mmのステムを海外から取り寄せ(日本国内展開はどのメーカーもほぼなし)。最近の大手フレームメーカーは前乗りを見越してゼロオフセットシートポストと長めのリーチを携えているそうです。たしかに写真を見ると自転車自体が詰まっている感じです。

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とはいえ、楽に力を出せるようになりました!

 

バーテープ:完全に個人のこだわり。別段チームにバーテープのサポートがついているわけではないので、バーテープは各自の自由。ということでフィジークのベント。ゴム系なので滑りにくく、厚さもちょうど良いです。フィジーク同様チネリのゴム系のものも柄を含めて好きなのですが、柄が擦れて消えると萎えるのでレース用には巻きません笑笑

 

サドル:チームとしてサポートを受けているセラSMP。形状が特殊な為イマイチに感じることがありますが、硬さはちょうど良いです。

 

ボトルゲージ: ボトルが落ちにくく軽量な為助かっています。片方は先輩から頂き、もう片方は先輩のお店で購入。

 

タイヤ:昨年発表されたGP5000。前作の4000s2よりも柔らかく、コーナリング時の接地感が増している気がします。ホイールと合わせるとデザインが締まるので気に入っています。ただ、グリップだけに関していえばChallenge が好きです。

 

クランク.サイコン:よく注目されるパーツ。SRMは非常に高価と言われますが、実はこれはSRM本社にあるプロ選手の中古機材(バッテリー新品.保証付き)でクランク単体で見ると他社パワーメーターとほぼ同価格かそれ以下で購入しています。気になる方は、SRM本社にメールで問い合わせてみると良いと思います。

サイコンは知り合いから安く譲って頂きました。表示できる項目がシンプルな為見やすくバッテリーの持ちもかなり良いです。GPSを搭載していない為、練習後にコースを見れませんがその必要がなければかなり完璧な逸品だとおもいます。

 

総括. この自転車を構成する為のパーツを応援してくださっている皆様に心から感謝しています。ありがとうございます!

如何でしたでしょうか。読者の皆さま、愛車自慢にお付き合いしていただきありがとうございました。チームに所属している限り機材に制約が掛かるのは当たり前の話であって、その中でも自チームはかなり自由度が高いと自覚しております。少なからずこの贅沢なパーツに対して結果を残せていない自分が嫌になります。

いち早く恩を返せるように残るシーズン駆け抜けていきます。一寸先は闇とはよく言ったもので、来シーズンのことは白紙のままでかなりマズイ状況ですが、今後も応援して頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します。

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